裁かないこと

「神父さん、私は友達の罪を見て、友達を心の中で裁き、批判しました。」 「私たちは裁きの罪に陥りやすいけれど、人を裁くことは大きな罪です。 聖書には『裁くな、そうすれば裁かれない』と書かれています。私たちは簡単に人を裁くけれど、同じ罪をおかしているかもしれません。気づいていないだけかもしれません。もしかしたら罪を犯す機会がなかっただけかもしれません。機会があったら同じ罪をおかすかもしれません。人間はみな弱いのです。また、罪を犯した人は私たちが知らない間に悔い改めて、もう神様に赦しをもらっているかもしれません。神様が赦している人を裁くのですか。人の罪を裁くよりも、自分の罪を見て、悔いることの方がもっと大切です。昔の人は言いました。『自分の罪を見ることは、天使を見ることよりも偉大だ』と。自分の罪を見ると、自分の弱さがわかります。自分の弱さを知って、謙遜になった人は、人を裁くことをやめます。そして平和な心をもつようになります。心に平和がない時は、お祈りも神様に喜ばれません。聖書には、祭壇にささげものをする前に、兄弟と仲直りをしなさい、と書いてあります。教会に来る時も、隣人と平和を保ちなさい。」
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